製品の選びかた -PROS+とZ どう選ぶべきか(SGC-20EZPROSPとSGC-20ULKZDXの違い)

会社のパソコンを入れ替えたい

会社のパソコンを新Windowsパソコンに入れ替えるにあたり、全てのパソコンのデータ移行は難題です。
外部業者に依頼をした場合は作業は確実ですが、会社の機密であるパソコンを自由に操作できる状態となるため、ファイルの中を見られたりUSBメモリーにコピーされるリスクがあります。

スゴイケーブルを社員に配布して各自にデータ移行を実行させれば情報漏洩の心配はありませんし、社員のプライバシー保護もできます。パソコン初心者でも操作できるスゴイケーブルが活躍します。

パソコン間でファイルをコピーしたい

~仕事用とプライベート用など、2台のパソコンを使い分けている方など~

仕事用とプライベート用、社内ネットワーク用とインターネット接続用、執筆用と検索用、など2台のパソコンを使われている方が増えています。

従来は… USBメモリ ① 1回目のコピー ② USBメモリーを付け替えて③ 2回目のコピー
そこでパソコン間でファイルをコピーする必要が出てくるのですが、多くの方は右図のようなことをされていることでしょう。

しかしこの方法では手間がかかる上に、USBメモリが一杯になったり、どれをコピーするのかごちゃごちゃになってわからなくなったり・・・

また、クラウドにあげることを提唱する方もいます。
しかし目の前のパソコン同士でコピーするのに、いちいち時間を掛けてクラウドサーバーにアップするのは面倒です。
そこで、スゴイケーブルが大活躍するのです。
何の設定もなく、直接もう一方のパソコンにファイルをコピーできるのです。
詳細は製品ページをご覧いただくとして、ここでは最適な製品について説明します。

● PROS+は専用の分割画面で操作

PROS+を接続すると自動的に「SUGOI EasyCopy」とうソフトウェアが起動します。
このソフトは右図のように画面が上下2段に分割されており、一方が操作中のパソコン、他方が操作していないパソコンのファイルやフォルダが表示されています。
どちら側のパソコンでも操作ができますが、操作は片方のパソコンだけでおこないます。この意味は、操作中は他方のパソコン画面を見る必要がないということです。
このため、この分割画面方式では、パソコン2台を並べて使用する必要がなく、パソコンが少し離れていても使用できることが特徴です。向かい側のパソコンや膝の上に乗せたパソコンと接続するときに大変便利です。

● Zは通常のWindows画面で操作

Zを起動すると、プログラムの操作画面は表示されず、タスクバーの右に、通信中を示すアイコンが表示されます。
代わりに操作は全て通常のWindowsの画面でおこないます。
例えば右図で、左のパソコンのデスクトップにあるファイルを右のパソコンのデスクトップにコピーする場合は、左のパソコン上のファイルを画面右端を越えるようドラッグします。するとマウスカーソルとドラッグ中のファイルが右側のパソコンに表示され、デスクトップ上で手を離せばコピーされます。
デスクトップ以外でもどのフォルダ同士でもコピーできます。
このため、このZ方式では、2台のパソコンを並べて、両方の画面を見ながら操作する必要があります。一方、操作中の画面そのままでコピーができるので、直感的で分かりやすい特徴があります。
 

2台のパソコンを併用している

~ネット検索用と文書作成用など、2台のパソコンを併用している方など~

2台のパソコンに2つの役割を持たせている場合はZが最強です。

例えば今の私のように、この文章を書きながら、隣のパソコンでは画面のキャプチャー、画像の編集、イラストの作成をおこなっています。1つのパソコンでおこなうには画面を切り替えなければならず、それは文書のイメージが断ち切られ、文章を見ながら画像を作り上げることができませんし、断ち切られた文章のイメージを頭が再構築する必要があり好ましくありません。
また翻訳作業でも、作成中の文書と翻訳ソフトで表示された文書を並べて比較しながら作業するにも便利です。
一方PROS+には同期機能が搭載されており、大変便利です。継続的に2台のパソコンを使用する場合はPROS+もほしいところです。
実際、PROS+とZを併用されている方は数多くいらっしゃいます。
 

他の人のパソコンと接続したい

~会社や友人など、自分と相手のそれぞれがパソコンを持っている場合など~

これはPROS+でもZでもどちらでもできます。
Zの場合は両方のパソコンを並べて目の前で操作しますので、知らない間にファイルをコピーされることがありません(接続したまま席を外せば別ですが)。目の前でこのファイルだけをコピーさせるにはZが便利でしょう。
PROS+の場合は、1つのパソコンで両パソコンの内容を見ることができますので、許可して接続したままにしておくと、相手側のパソコンで自分のパソコンの中を見ることができ、ファイルも知らない間にコピーされることがあります。(パソコンにログインして実行許可をしなければ接続されませんので、知らない間に接続されてしまうことはありませんのでご安心ください)
メンテナンスなどでは片側のパソコンだけで操作できるので便利です。
 

新しいパソコンを買った

~古いパソコンのデータを新しいパソコンに移したい方~

古いパソコンのデータや設定を新しいパソコンでも使用したい場合は、PROS+の一括引越し機能が便利です。

必要なファイルだけを新しいパソコンにコピーしたい場合は、PROS+でもZでも通常のファイルコピー機能でできます。

ネットワークを使用せず、パソコン同士を直結したい

~セキュリティ対策などで、ネットワーク共有することができない省庁、企業システムなど~

セキュリティ対策のため、官公庁などのシステムでは、パソコン同士をUSBで接続するように求めています。

スゴイケーブルはまさに最適な製品です。
PROS+は手動でコピーする機能に加え、高度なファイル同期機能を搭載しています。これは自動同期機能もあり、指定フォルダ内にファイルが書き込まれたり更新されると、他方のパソコンに自動的にコピーする機能です。この機能を使えばネットワーク接続並みの共有機能をネットワークを切断した状態で実現できる画期的な機能です。
 

ネットワークを使用せずに2台のパソコンのフォルダ内容を同期。外部サーバーと内部サーバーなど。

~外部向けサーバーのデータをインターネットと切り離した内部サーバーに自動的に転送したい。省庁、企業システムなど~

インターネットサーバーは常にハッキングのリスクがあります。どんな手を打ってもサーバーを公開して接続している以上、ハッカーに狙われることを避けられません。
そのため多くの企業や官公庁では、インターネット用の外部サーバーと社内の内部サーバーのネット空間を切り分けて運用しています。仮に外部サーバーがハッキングされても、内部の機密データは盗まれないというわけです。
しかしこれではインターネットで送られた情報を社内で受け取ることができません。例えばネット通販の注文情報などです。そのため、外部サーバーと内部サーバーをファイアウォールを介して接続するしかないのですが、このファイアウォールもハッキングで狙われていますので、日々アップデートなどのメンテナンスをやるいたちごっこになっています。そしてファイアウォールと管理のコストは莫大になり、負担が大きくなっています。

この莫大なコストのかかるシステムを、スゴイケーブルPROS+/PROLなら5千円でできてしまうのです。
高度な同期機能があり外部サーバーに新規ファイルが作られたりファイルが更新されると、内部サーバーにすぐに転送されます。この転送はネットワークではなくスゴイケーブルのUSB転送でおこないますので、仮に外部サーバーがハッキングされてもハッカーが内部サーバーに到達することはできません。
機能としては転送するだけで元のファイルを削除しませんが、それぞれのサーバーにバッチプログラムを作れば転送確認後に削除する仕組みも作成可能です。
サーバーがWindowsでない場合は、それぞれのネットワークに転送用のWindowsパソコンを用意し、転送するデータだけをそのWindowsパソコンに保存することで内部用のWindowsパソコンに転送できます。

ネットワーク機能を削除したPROLが最適ですが、PROS+でもネットワーク機能は操作で切り換えないと有効にならないので安全です。

別のアプリケーションからスゴイケーブルの転送機能を制御したい

~スゴイケーブルのファイル転送アプリではなく外部のプログラムからスゴイケーブルの転送を呼び出して実行させたい~

お客様が作成したWindowsアプリケーションからスゴイケーブルをコントロールして、コピーを実行させるカスタマイズ製品を開発してご提供することが可能です。ネットワークを切り離した環境や、モバイル端末のデータを自動的にネットワークを使わずに取り込むなどの用途で、使用されています。
詳細はお問い合わせください。